保健生活協同組合の仕組み
保健生活協同組合とは
生活協同組合とは
正式名称を消費生活協同組合(生協)といいます。消費生活協同組合法(昭和23年法律第200号)に基づいて設立された法人のことで、同じ地域(都道府県内に限ります。)に住む方々、または同じ職場に勤務する方々が、生活の安定と生活文化の向上を図るため、相互の助け合いにより自発的に組織する非営利団体のことです。つまり生協とは消費者一人ひとりがお金(出資金)を出し合い組合員となり、協同で運営・利用する組織なのです。 生協が行うことのできる事業は、次の6つです。
- 生活に必要な物資の供給事業
- 医療、食堂などの協同施設の利用事業
- 火災、生命、交通災害などの事故に対し、共済金を給付する共済事業
- 生活の改善と文化の向上を図る事業
- 医療、福祉に関する事業
- 組合事業に関する知識の向上を図る事業
この中で「医療、福祉に関する事業」を行っているのが保健生協(医療生協)です。
保健生協(医療生協)とは
「いつまでも健康でありたい」そうした願いをもった地域の人々が集まり作ったのが保健生協(医療生協)です。もしも病気になってしまったり、介護が必要な時に安心して利用できるところがあればいいという願いから作ったのが保健生協です。
現在当生協には病院やクリニック、様々な機能を有する19の在宅事業所、そして組合員同士の助け合いによって運営される生活支援活動があり、多くの組合員さんがこれらのサービスを利用しています。
生協に加入するには、一定額の出資金が必要です。この出資金は一層充実した施設づくりを進めるために活用されます。加入された後も強化月間などを通じて「増資」をお願いしています。2021年に完成した城山病院新病棟建設工事にもこの出資金が活かされました。
組合員の望むことを組合員のために組合員の力で進めていく、これが保健生協です。
組合員は保健生協のサービスを利用するばかりではありません。その運営に参加し、自分たちが望むことを実現するよう多くの組合員や役員・職員とともに取り組みます。生協の運営には既に多くの組合員さんが色々な場面で活躍しています。